管理人&娘の一時保育体験記
本当は市町村の一時預かりとか一時保育のサービスに
興味あるんだけど、一体どんな感じなの??
という方も多いと思います。
ここに管理人自身の体験談も書いておきますので、
何か参考になればうれしいで〜す。
以前藤沢に住んでいたときに時々利用していたので、
藤沢市の場合、ということでお話します。あくまで一例としてお読みください。
■利用のきっかけ
うちの子は1歳半検診で保健師さんに心配されるほど活発で
落ち着きのない子でした。
うちにいてはいたずらばかりするわ、
外に出れば車にも平気で飛び出していくわ…
一日中追いかけまわすのに精いっぱいで、
ほとんど気の休まる時間がありませんでした。
近くに親や頼れる親類もおらず、ずっと1人で面倒を見ていたので
息が詰まってしまい、やがて常に異常にイライラしている状態に。
「このままだとまずい。1時間でもいい、1人になって心を落ち着けたい!」と、
一時保育について調べていたところ、
市で「一時預かり事業」をやっていることを知りました。
「えっ、何これ!?こんなサービスがあるの?使ってみたい!」
ということで、早速動いてみることにした管理人。
次に、実際にどんな流れで子どもを預けるのか書いていきますね。
@事前面談・登録
何気に盲点なんですが、自治体の一時預かり・一時保育のサービスは、
基本的にはいきなりお願いできるものではありません。
(よっぽどの緊急じゃないとおそらく無理)
無知だった管理人は、いきなり施設に「〇日空いてますか?」と電話して、
「初めてですか?まずは面談と登録を…。面談日は最短で来週になりますが」
と言われ撃沈しました。ええ。
このようにどの市町村も大抵、施設ごとに事前面談・登録を行った後で、
ようやく実際に利用…という流れをとっているので、
「いつか一時預かり・一時保育を利用するぞ!」と漠然と思っている方は、
この作業だけでも時間のある時にやっておいたほうがいいですよ!
いざというとき慌てないために…。
実際の面接では母子手帳、保険証、乳児医療証の確認したうえで、
身長体重はもちろん、ふだんの呼び名、アレルギーの有無、
どのような性格か、最近好きなもの、よく喋る言葉…などなど、
パーソナルなデータをかなり詳しく書かされます。
(項目は園によって違いがあるかも知れません)
その後、利用時間やルール、利用日の持ち物などの細かいお話を聞き、
登録カードと連絡カード、申請書をもらって終了です。
A初回
初めての利用した時は、慣れないので準備が意外と大変でした。
まず持ち物が結構多いんですよね、あと全部名前も書かなきゃいけない。
前日はけっこうバタバタでした。
ちなみに、管理人が園から持ってくるよう言われたのは…
利用申請書(登録の時にもらったもの)
昼寝用バスタオル2枚(かけるものと敷くもの)
おむつ5枚
おしりふき1袋
着替え上下3組
タオル2枚
食事用エプロン2枚
ビニール袋2枚
申請書と登録カード
です。まとめてみると結構な量…。
あと、当日の朝には、あらかじめ連絡カードに
朝の体温、食べた朝食の量、お通じの有無などなどを書かねばなりません。
なんやかんやでバタバタと用意を終えたら、8:30に園にGO。
連絡カードと申請書を渡し、いよいよわが子を保育士さんの手にゆだねます…!
(ちなみに、抱っこひもとべビ-カーもお迎えまで預かっていてくれました)
管理人の場合は、
「初回はお子さんによっては慣れなくて
泣きっぱなしの場合もあるので、
できれば利用は4時間以内にとどめてください」
と言われたので、実際その通り短めの時間にしました。
幸い、うちの子供は保育園でみんなと遊ぶ…という
シチュエーションが大好きなタイプだったらしく、
迎えに行ったときには上機嫌。
むしろ帰りたくないと泣かれました(笑)
うちの子って案外たくましいんだな〜と、
新たな一面を発見したようで嬉しかったです。
最後に一日どんな様子だったかを保育士の方が説明してくれ、
連絡カード(こちらにもびっしり一日の様子が書き込まれてる!)を
返却してもらい、終了。
初回は親子ともども慣らし保育みたいなものなので、
こちらも余裕がある時に、お試しのつもりで
やってみておくといいと思います。
あまりに泣いてどうしようもない場合はお呼び出し…
ということもあるそうなので、できるだけ近場で
待機しておけるといいと思いますよ。
B2回目
流れや持ち物は初回と同じなので、
スムーズに預けることができました。
2回目は一日フル(8時間)で預けましたが、
すんなり昼寝もし、ほかの子ともトラブルなく仲良く遊べたとのことで、まったく問題なしだったそうです。
■利用後に思ったこと
管理人の場合は利用してよかった!です。
親子ともどもいい経験になりました。
うちの子は甘えん坊なので、最初は長い時間
慣れない保育士さんや子供たちと一緒にいられるのかどうか、
本当に心配でした。
けれども「積極的に色んな子と遊んでいた」と後から聞いて、
意外と気後れしない子なんだなあとびっくり。
親に見せる顔と、外で他の人に見せる顔は、
子供なりに違うものなのかも知れません。
また、2回目以降、うちの子の中では
「一時保育」=「楽しい」というイメージができあがったらしく、
保育園の前に行くと「ここいこう?いこう?」
と言い出すように…(笑)
きっとみんなで遊んだのがものすごく楽しかったんでしょうね〜。
いい思い出を作ってくださった保育士さんに、感謝感謝です。
わたし自身も子どもと一時離れることで、
しばらくの間忘れてしまっていた
子どもへの愛情を思い出すことができました。
あれほど離れたい!と思っていたのに、
いなくなると急に心配になる。可愛い笑顔ばっかり浮かんでくる。
親心なんですかね。
迎えに行く頃合いになると、「大丈夫かな?泣いていないかな?」と
自然と保育園に向かう足がちょっと早くなっていたりして…。
実際、ちょっとがっかりするほど大丈夫だったのは上に書いた通りですが…(笑)
急な用事はもちろんですが、わたしのように一人で子育てしていて
疲労が溜まっている方にも、ぜひ一時保育を利用してみてほしいです。